2009年12月16日水曜日

24時間在宅医療化への取り組み

24時間在宅医療を実現…医療改革厚労省案 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

厚生労働省は17日、医療構造改革に関する同省案を公表した。高齢化社会にふさわしい医療を実現するため、「かかりつけ医」を核に、地域の複数の開業医をチーム化し、患者を交代で診察して24時間の在宅医療を実現することが柱だ。地域の在宅医療を充実させることで、大病院などは、症状の軽い一般外来を受け付けず、原則として入院治療や専門的な外来のみ対応する体制作りを目指す。

いわゆる「医療の空白地」を減らし、迅速な治療が出来るようにしようという取り組みです。情報共有が肝で、「患者の容体が急変した場合の入院にも備える」「近隣の複数の開業医と連携し、患者情報を共有し、自分が休日であっても別の医師が患者を診察できるようにする」という形で、24時間の急患受け入れに乗り出す考え。

これは介護サービスとも連携して高齢者の容態変化への対応し、自宅での療養が安心して出来る体制を取るという意義も持ちます。つまり、療養病床から在宅介護への促進するための準備にもなるわけです。

問題は医療費や介護報酬。深夜や休日の開業を促すためにはその分報酬の上乗せが(医師側からは)期待されるわけで、医療費を少しでも減らしたい厚生省と医師会での綱引きは当分続きそうです。

http://kaigojp.com


アーティクルリソース:http://articlejapan.com/

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