2009年12月16日水曜日

「介護福祉士」創設優先に疑問

暮らし・「准介護福祉士」創設優先に疑問

以前のエントリでも紹介したとおり、フィリピン人介護士の受け入れに向けて、介護士の国家試験に受からなかった人たちの救済措置的に准介護士という資格を設ける案が浮上しています。

前エントリでも懐疑的な書き方をしましたが、国会でもやはり疑問の声が上がってきているそうです。介護福祉士の資格の社会的評価が下がると言う懸念が主立っています。また、フィリピン人受け入れのためと言う理由が先立ってしまっていると言うのも疑問のあがるところです。

実際、福祉課程を修了しながら介護士の資格を取らない(受験しない)人の割合が半分ぐらいとなっていて、彼らを人手不足の中活用したいという点からすれば、准介護士導入は議論されて良い法案だと思います。

ただ自分の感覚では、准介護士導入によって介護士の社会的評価が下がるとは思いません。介護士を合格しやすくしてしまうよりずっといいと思います。ですが、逆に資格の複雑化が介護士を名乗る人たちの質を保証できなくなると言う点で、安易な導入に懐疑的になっているものです。

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アーティクルリソース:http://articlejapan.com/

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